磯村勇斗風間彩人
1992年、静岡県出身。高校時代から地元の劇団に入団し、2014年に俳優デビュー。2017年の連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK)でお茶の間に広く知られると、「今日から俺は!!」(NTV)、「サ道」シリーズ(TX)、大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)、「恋する母たち」(TBS)など話題のドラマに続々と出演。2022年には映画『ヤクザと家族 The Family』(21)『劇場版 きのう何食べた?』(21)で第45回アカデミー賞新人俳優賞を受賞する。『ビリーバーズ』(22)で映画初主演。『PLAN 75』(22)ではカンヌ国際映画祭のレッドカーペットも踏んだ。2023年は『最後まで行く』『波紋』『渇水』『月』『正欲』と5本の出演作が公開され、『月』で第47回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。今年はドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS)の一人二役も記憶に新しく、秋には映画『八犬伝』(24)の公開も控える。
岸井ゆきの日向
1992年、神奈川県出身。2009年にドラマで俳優デビュー。映画初主演となった『おじいちゃん、死んじゃったって。』(17)で第39回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞する。恋愛への執着が強いヒロインを好演した『愛がなんだ』(19)では第11回TAMA映画祭最優秀新進女優賞および第43回日本アカデミー賞新人賞を獲得。耳の不自由なプロボクサーを演じた『ケイコ 目を澄ませて』(22)では、第46回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞をはじめ、第77回毎日映画コンクール女優主演賞ほか主演女優賞を総なめにした。そのほか主な出演作には『友だちのパパが好き』(15)『やがて海へと届く』(22)『神は見返りを求める』(22)『犬も食わねどチャーリーは笑う』(22)などがある。
福山翔大風間壮平
1994年、福岡県出身。映画『クローズEXPLODE』(14)のオーディション参加をきっかけに芸能界入り。エキストラから出発し、下積みを経て、ドラマ「みんな!エスパーだよ!」(TX)で俳優デビュー。 2017年には「おんな城主 直虎」(NHK)で大河ドラマに初出演を果たす。その後もドラマ「スカム」(MBS)「MIU404」(TBS)「恋はDeepに」(NTV)「明日、私は誰かのカノジョ」(MBS/TBS)「にがくてあまい」(THK)と出演を重ねる。映画では『JK☆ROCK』で映画初主演を務め、その他『花束みたいな恋をした』(21)『ブレイブ -群青戦記-』(21)『砕け散るところを見せてあげる』(21)など。2024年春クールのドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」にはレギュラー出演している。
染谷将太大和
1992年、東京都出身。子役としてキャリアをスタートし、『パンドラの匣』(09)で映画初主演。2011年に主演をつとめた『ヒミズ』では、第68回ヴェネチア国際映画祭において、日本人初となるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞し、国内外から注目を集めた。その後、日中合作映画『空海 -KU-KAI- 美しき王妃の謎』(18) では主人公の空海を演じた。近年の主な出演映画は『きみの鳥はうたえる』(18)『最初の晩餐』(19)『初恋』(20)『怪物の木こり』(23)『陰陽師0』(24)『違国日記』(24)など。『竜とそばかすの姫』(21)『すずめの戸締まり』(22)では声優としての出演も。公開待機作にブッダ役で主演の『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』(24)がある。
滝藤賢一松浦
1976年、愛知県出身。舞台を中心に活動後、「クライマーズ・ハイ」(08)で一躍脚光を浴び、以降数々のドラマ、映画、CM等で幅広く活躍。ドラマ「半沢直樹」(TBS)で第68回日本放送映画藝術大賞の優秀助演男優賞を受賞。主な出演作に、ドラマ「俺のダンディズム」(14)、「探偵が早すぎる」(18、22)、「グレースの履歴」(23)、「虎に翼」(24)等、映画に『踊る大捜査線THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』(10)、『るろうに剣心‘’京都大火編‘’‘’伝説の最期編』(14)、『はなちゃんのみそ汁』(15)、『64-ロクヨン-前編/後編』(16)、『関ヶ原』(17)、『孤狼の血LEVEL2』(21)、『さんかく窓の外側は夜』(21)、『ひみつのなっちゃん。』(23)、『ミステリーと言う勿れ』等多数。
豊原功補風間亮介
1965年、東京都出身。16歳より俳優として活動。青山真治監督の『WiLd LIFe』(97)で映画初主演。2000年代は『亡国のイージス』(05)『カメレオン』(08)『闇の子供たち』(08)『座頭市 THE LAST』(10)と阪本順治監督作品の常連となる。主演映画『受験のシンデレラ』(08)でモナコ国際映画祭の最優秀主演男優賞を受賞。近年は『HiGH&LOW』シリーズから『ヤクザと家族 The Family』(21)『さかなのこ』(22)『福田村事件』(23)『キリエのうた』(23)『朽ちないサクラ』(24)、ドラマ「TOKYO VICE1・2」(HBO Max/WOWOW)まで幅広く出演。2017年には舞台「芝居噺『名人長二』」で企画・脚本・演出・主演を果たしたほか、映画『ソワレ』(20)でプロデュース業にも進出している。
霧島れいか風間麻美
1972年、新潟県出身。モデルのキャリアを経て、1998年のテレビドラマ出演を機に、俳優としてスタート。ヒロインを演じた映画『運命じゃない人』(05)が第58回カンヌ国際映画祭の批評家週間で多数の賞を獲得する。その後もトラン・アン・ユンが監督をつとめた『ノルウェイの森』(10)のレイコ役などでの演技が高く評価され、映画やドラマを中心に活動する。近年の主な出演作に、映画『いつかのふたり』(19)、ドラマ「彼女のウラ世界」(21/CX)、「DORONJO」(22/WOWOW)など。主人公の妻を演じた『ドライブ・マイ・カー』(21)は、第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の脚本賞をはじめ、第94回米アカデミー賞国際長編映画賞など、数々の権威ある映画賞を獲得している。
伊島空治虫
1995年、東京都出身。映画『菊とギロチン』(18)でデビュー。実在する撮影監督の高間賢治を演じた『止められるか、俺たちを』(18)も同年に公開されると、『ファミリータイプ』(19)『ミッドナイトスワン』(20)『はい、泳げません』(22)『そばかす』(22)『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』(23)『カラオケ行こ!』(24)と相次で出演。今後も片山慎三監督がつげ義春の原作漫画を台湾ロケで実写化した『雨の中の慾情』(24)や、第77回カンヌ国際映画祭の監督週間で国際映画批評家連盟賞を受賞した『ナミビアの砂漠』(24)の公開が控え、これからの活躍が期待される。
長井短由梨
1993年、東京都出身。演劇活動と並行してモデルとしても活躍。劇作家・演出家の根本宗子や演劇ユニット玉田企画の舞台に立つ。また、ドラマ「星降る夜に」(EX)「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(NTV)をはじめ、映画『僕の好きな女の子』(20)など映像作品への参加も多数。執筆の仕事も手がけ、小説やエッセイを発表している。近年は映画『PERFECT DAYS』(23)『変な家』(24)などの話題作に出演。公開待機作に『赤羽骨子のボディガード』(24)、聖徳太子を演じた『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(24)、『逃走中 THE MOVIE:TOKYO MISSION』(24)がある。
東龍之介瀬戸
1995年、神奈川県出身。自主映画で存在感を放ち、オムニバス映画『スクラップスクラッパー』(16)の第1話で演じた超能力一家の跡継ぎ息子が注目される。主な出演作に『オーバー・フェンス』(16)、『四月の永い夢』(17)、『菊とギロチン』(18)、『由宇子の天秤』(20)、『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『道で拾った女』(23)、ZIP!朝ドラマ『泳げ!ニシキゴイ』(NTV)、『First Love 初恋』(Netflix)、『光はどこにある』(24)などがある。また、KIRINJIの『薄明 feat.Maika Loubté』や佐藤浩市『Shut Up!!(with 宇崎竜童&木梨憲武)』のMV監督もつとめている。
ファビオ・ハラダファビオ
2000年生まれ。日本とブラジルにルーツを持つ総合格闘技のプロ選手。ムエタイから格闘技を始め、柔術では茶帯を取得。柔術ベースに打撃も兼ね備えたファイティングスタイルが持ち味。2021年7月にFighting Nexusのフェザー級でMMA(総合格闘技)プロデビューし、期待の新人として勝利を重ねる。戦績は5勝2敗。2024年にはONE Championshipでデビュー戦を飾った。総合格闘技と並行して柔術の大会でも結果を残す。ブラジリアン柔術アカデミーのINFIGHT JAPAN所属。本作が映画初出演となる。
大鷹明良早川
1957年、愛知県出身。演出家・佐藤信に見出され、劇団黒テントの公演「荷風のオペラ」で注目を浴び、舞台を中心に活動。2003年の「兄おとうと」を皮切りに井上ひさし作品に欠かせない存在となる。ドラマや映画にも幅を広げ、主な映画出演作には『突入せよ! あさま山荘事件』(02)『クライマーズ・ハイ』(08)『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』(10)『バンクーバーの朝日』(14)『アウトレイジ 最終章』(17)『茜色に焼かれる』(21) 『ミステリと言う勿れ』(23)などがある。